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2022.8.04

🎵タイムフリーでどうぞ!
☆ BREIMEN 高木祥太さん ☆



今年3月以来!お久しぶりの登場!BREIMEN 高木祥太さん!

つい先日、7月31日には「FUJI ROCK FESTIVAL'22」に初出演!
しかし、Key.池田優太さんがコロナに感染…
「初のフジロックだったので、万全じゃない状態でBREIMENをやるのかって思って。辞退しようかなとも思ったんですけど、せっかくだからセッションをやろうかなみたいな感じで、BIM君、TENDER、田島貴男さん、さらさちゃん、松井泉さんのみなさんをお迎えして、BREIMENの曲は一曲しかやってないっていう。カバーとか、田島貴男さんだったら接吻とか、お祭りステージでしたね。間違いなく、あんなライブはなかなかないですよね。」 と、貴重なライブの模様を話してくれました!

7/20(水)には!3rd ALBUM「FICTION」をリリース!
――今回のコンセプトは?
「中身がすごいドキュメンタリーで、生々しさを追求するのもあって。レコーディングでクリックを使わなかったり、全部生楽器にしたり。生楽器っていうのは、パソコンに入ってる音を使わないとか、そういう縛りを設けたり。テーマとしては "映画" っていうのがあって。曲も "チャプター" とか"エンドロール" って曲があるように、映画を歌詞でもモチーフにしてたりとかして。アルバム全体を通して聴いたときに、一本の映画を見たような、重量感のあるアルバムになってるのかなと思います。」

――前回のアルバムジャケットの映画館の椅子に座ってる高木くんとかメンバーの、その目線の先にあるのが "FICTION" なのかなって。意図的に?
「中村さん、流石ですね。そもそも "TITY" っていう1枚目のアルバムが家の中にいるみたいな感じのジャケになっているんですよ。目でもあるし、部屋の外にあるあの…ウーバーイーツの人を確認する穴?その中にメンバーの5人がいて、そこからドアを開けて映画館に仲間たちと行ってっていう大きい流れも実はあったり、そういうのも意識はしていますね。音楽というフィルターを通して、色んな人が自分達のことを見ているっていうメタ的なとこもあったり。自分が曲を書いてて、それを自分でさらに俯瞰して曲を書いて、曲を書くってそういうことだと思うんですけど、一回別の視点になるというか。自分の行動も俯瞰的なところがあったりするのかな…とか。丁度昨日友達と量子力学の話をしてて。僕は難しいことわからないんですけど、"二重スリット実験" っていうのがあるらしくて。何か物を認識したときに初めて決定されるみたいな考え方があって…えーっと、どうやって話繋げればいいんだろう。笑 曲にするっていう行為自体が日常生活とは別のものになるみたいな。」

――結果 "FICTION" という言葉にも繋がってくるってこと?
「そうです。曲を書いていて…このアルバムはドキュメンタリーのアルバムだけど、それをアルバムにすること自体がフィクションだな、みたいな気付きというか。そんな感じです。」

――1曲目が「フィクション」アルバムのオープニングみたいな立ち位置で、映画のフィルムが回る音が鳴って、そこから「ドキュメンタリ」という曲。ファジーなベース、曲のリズム展開がすごい…高木君の頭の中を覗きたいって思うくらい…
「仙台に行ったとき是非、のぞいてみてください。開けるんで!」

――開けてくれる!笑 ねこふんじゃったからの、サックスのフレーズが耳に残るキャッチーな「CATWALK」だったり「苦楽ララ」のベースのひずんだ感じも面白いし、もちろん語感の選び方だったりとか…沢山想像を超えてきます
「想像と期待は裏切って越えたいなと思ってます。」

――それを意識してアレンジ、作詞の言葉選びをされているんですか?
「想像を越えたい、みたいなものは途中経過である感じで、曲を作ってるときはもう少し自然に出てくるものを採用しているんですけど。でも、日常的にそういう意識で生きていると自然に出てくるものも変わってきたりするというか。だから、面白くなるように生きよう、と思って生きてたら自然とそういう風になる、みたいな…引き寄せの法則みたいなのがあるんですけど、これもさっきの量子力学の話に続くんですけど…すいません、昨日の深夜見たばっかりだからその話をしたくて堪らないけど、自分の中で消化しきれてないし説明も人にできないレベルの知識ではあるんですけど…だから "苦楽ララ" も、もはや作った時にどんな感じだったか覚えてないですね。」

――「MUSICA」は先月のMEGA PLAYでした!"言葉じゃ足りない本音がスピーカー震わせ走り出す" って言葉がすごく好きで!革新をついているというか。ぐっとくるんです
「この曲を書いた瞬間って別に、明るい気持ちで書いてたわけじゃなかったというか。寧ろ、自分が暗いというかマイナスの方に行ってたから、それに対してある意味 救済の曲を作りたかったというか。音楽の力みたいなのにすがってたところもあるし。前向きな捉え方をするんだったら、そういう部分が音楽にはあるから…っていう。聴くコンディションによっても変わるんだろうなって。」

――ちょっとまだまだ話し足りないんですけど時間が…笑
「そうですよね。僕も2時間くらい全然いけますけど。」

――ね!僕も全然話せるんですけど!笑 「エンドロール」で、ただじゃ終わらないっていうカオスなエンディングから "フィクション" に戻る…これがまさに映画を見ているようで。
「アルバムを通して聴かないと意味が分からない展開なんですよ。単体で聴いたら多分わからない。」

――それを最後に気付かされました。是非1枚通して聴いていただけたらと思います!
「それ僕が毎回言ってる言葉を言ってくださって、ありがとうございます!」

ライブ談からアルバムまで!今回も濃いインタビューでした!

来月からALBUMを引っ提げた東名阪ツアーが決定!
「BREIMEN 3rd ALBUM "FICTION" RELEASE ONEMAN TOUR "NON FICTION"」
9/17(土) 梅田シャングリラ
9/18(日) 名古屋UPSET
9/29(木) Spotify O-EAST


高木さん!RAD FAMILY!! 認定👨‍👨‍👦 BREIMEN FAMILYと合併です!🤝

最新情報は、【公式HP】をチェック!

ありがとうございました✨

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