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2025.4.17

🎵タイムフリーでどうぞ!
☆ さかいゆうさん ☆



なんと2年半ぶりのご登場です!
昨年10月デビュー15周年を迎えました!RAD BROTHER!! さかいゆうさん!

3月19日(水)には、オリジナルALBUM「PASADENA」をリリースされました!
2023年の12月にベストアルバム「さかいゆうのプレイリスト [白と黒]」をリリースされた後、昨年春から秋にかけて制作!
タイトル "PASADENA" は、さかいさんが以前1年程お住まいになっていたロサンゼルス郊外の街の名前。
"ルーツに立ち返りながら、懐かしさと新しさを同時に詰め込みたい" が裏テーマとのこと。
「PASADENA(パサデナ) は自分のことをミュージシャンにしてくれた街なんですよ。LAのライブハウスとか、かなりの回数行っていたんですよね。それで耳が鍛わったりして、自分にとってLAって音楽的故郷みたいな感じで。アルバムの半分がLAで録音したもので、半分がアメリカから帰ってきてから。キャリアの初期から憧れていた人だったり、キャリアの初期から同じ釜の飯を食べていた旧友みたいなShingo Suzukiだったり。」 と、15周年のタイミングで、ご自身の音楽的ルーツに立ち返る作品となっています。

アルバムにはLAと東京で4曲ずつ制作された新曲8曲を収録!
「Gotta Get Up feat. magora」など4曲は、LAの音楽家の方々と0から制作。
LAでは、洋楽では主流となるコライトなど、作業分担したものを同時に集めて、その時のパッションを瞬間冷凍するような作り方をされ、1日で楽曲が仕上がることも。
そういった制作方法はご自身にとっても新しい挑戦だったとのこと。
「その場で、これだろ!っていう答えが一緒に作っていてわかるんですね。なので長年一緒にやっている人とやる良さもあれば、自分の今まで培ってきたものを一旦置いて、新しい気分で全然会ったことない人とやるっていう。もちろん彼らの今までの曲達はチェックしながらですけど、そんなにガチガチに決めずに、その日のパッションで、まさに瞬間冷凍って感じですね。」 と、LAでの制作について話してくれました。
また、その分 日本ではじっくり丁寧に楽曲制作されたとのこと。

ご自身にとって世の中の出来事は音楽作りのモチベーションになるそうで、それをラブソング、ファンタジックにしながら、聴いていて心地良い楽曲として成立させるような曲の作り方をされるとのこと。
その中でも、陰謀めいている…?という「甘くない危険な香り」
「メッセージなんか、僕ないんですよね。世の中に問いたいこととか別になくて。ラブソングでも政治とか歴史の歌でも全部、自分が思っていることを啓発しようとか、立ち上がろう!みたいな感じとかは全然。自分が言いたいことを言っている。日記というか、全部が全部事実じゃないにしても、私小説家に近いのかなって思ったことあります。ドキュメンタリーじゃないけど、完全にファンタジーはそんなに書かないです。」 とのこと。

LAで制作、日本に戻ってmagoraさんを迎えた「Gotta Get Up feat. magora」
magoraさんは、日常会話を海外の文化や言語などを交えながら発信している3人組の「Kevin's English Room」というチャンネルでYouTuber やまちゃん としても活動されているアーティスト。
以前から「Kevin's English Room」をご覧になっていたとのことで、magoraさんと仲良くなりたいという思いと、元々英語で出来ていた曲ということ、ディレクターの方からの紹介もあって、言葉のセッションをしながら出来上がった楽曲。

東京で制作、Hip Hopレジェンドが参加した「What About You feat. Kダブシャイン」
「僕は発言しないんですけど、ここ5、6年くらい政治的な発言をSNSでして賛否両論ある人で。そういう人って面白いなって一定のリスペクトがあって。確証を持てない事にああやって発信できるのってすごいなって思ったりするんだけど、そういうのってミュージシャンとかアーティスト、芸能人って触れたがらないじゃないですか。でも政治って無関心でいれても無関係ではいられないので。そうやって発言する人に対して、自分と意見が違ってもすごいリスペクトが自分の中にあって、近づきたいなって思って。僕はKダブシャインと同じ考えじゃないですけど、ちゃんと言ってくれるから。」 と、リスペクトの思いも込めたコラボ楽曲。

こちらも東京で制作、レゲエ界のレジェンドが参加した「Understanding feat. PUSHIM」
キャリア初期の頃、PUSHIMさんの2004年の楽曲「s song dedicated」のレコーディングにコーラスとして参加しており、楽曲のMVは さかいさんの映像デビューだったそう。
PUSHIMさんもSNSで政治的発言をよくされる方とのことで、日本名のアーティスト名を勧められたときに、在日韓国人だからというごく自然な理由で "PUSHIM" という名前にしたというエピソードや、その考え方が大好きと話してくれました。
「"PUSHIM" という名前を使うことによって、政治活動しなくても音楽活動で意思表示、アティチュード、平和を示すって、打って付けのこと。」 と、さかいさんが尊敬しているアーティストです。
その後もPUSHIMさんとは飲み友のような関係で交流を続け「Understanding feat. PUSHIM」は20年の時を経て再び共演された楽曲です。

その他、NYで録音されたボーナストラック3曲も含む全11曲を収録!
是非チェックしてみてください!

6月にはツアーが決定!
「さかいゆう TOUR 2025 “PASADENA”」
東京公演は 6月6日(金) LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂) にて開催です!

最新情報は、【公式HP】をチェック!

ありがとうございました✨

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