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2023.7.08

ノリで始めたガールズ・バンドが
6週連続全米No.1に!

33rpm SEASON III(2023年7月15日OA)No.177
GO-GO'S『ビューティ・アンド・ザ・ビート』


アナログ音源専門プログラム「33rpm」。
7月は70年代から80年代にヒットしたアメリカン・ロックをお届けしています。「ROCK IN AMERICA」15日は、GO-GO'Sが1981年にリリースしたアルバム『ビューティ・アンド・ザ・ビート』です。


元祖ガールズ・ロック・バンドGO-GO'S。
1959年8月17日カリフォルニア生まれのベリンダ・カーライルと58年5月20日ウィスコンシン出身のジェーン・ウィードリンが、1978年にロサンジェルスで出会い、ノリでバンドを結成したのが始まり。ほぼ素人だった二人に、すでに実績のあったギタリストのシャーロット・キャフィーが加わるとLAクラブ・シーンで活動を始め、マッドネスのオープニング・アクトで注目を集めます。



79年、ドラムにキャリアのあるジーナ・ショックが加わり本格的に活動を始め80年にイギリスのレーベルから「ウィ・ガット・ザ・ビート」をリリース。さらにベースがキャシー・バレンタインにかわって、1981年、IRSレーベルと契約して、「泡いっぱいの恋」で全米デビューを果たします。デビュー曲がいきなりTOP10ヒットとなり、1stアルバム『ビューティ・アンド・ザ・ビート』が全米アルバム・チャート6週連続1位という快挙を成し遂げます。



以後「ウィ・ガット・ザ・ビート」、「バケーション」とシングル・ヒットを繰り出し、82年のアルバム『バケーション』は全米8位、84年の『トーク・ショウ』が18位とヒットしますが84年にジェーン・ウィードリンがバンドを離れ、1985年にGO-GO'Sは解散。



87年にはベリンダ・カーライルのソロ・シングル「ヘヴン・イズ・ア・プレイス・オン・アース」が世界中で大ヒット。80年代後半はメンバーそれぞれがソロ活動を続ける中、1990年のチャリティ・コンサートで、オリジナル・メンバーが集結。94年にはGO-GO'Sとしての新譜をリリースして活動を再開、その後もたびたびパフォーマンスをしてきましたが、2016年フェアウェル・ツアーを行い、8月30日に地元のロサンジェルス公演をもって再び解散しました。



しかし2018年、彼女らの楽曲をテーマにしたミュージカルをきっかけにバンド活動を再開。19年にはドキュメンタリー映画『The Go-Go’s』公開に合わせて約20年ぶりとなる新曲「Club Zero」をリリース。久々のGO-GOサウンドを聴かせてくれ、21年にはロックの殿堂入りを果たしました。



22年にはコロナ明けで北米ツアーを再開、その後86年アクシデントにより実現できなかったイヴェントに出演したのを最後に現在活動はしていないようです。今年ベリンダ・カーライルは25年ぶりの英語詞ポップ・ソングで音楽活動を再開しましたが、バンドは終わったとインタビューで答えています。


GO-GO'Sのアルバム『ビューティ・アンド・ザ・ビート』
SIDE A

「泡いっぱいの恋」
「ハウ・マッチ・モア」
「トゥナイト」
「ラスト・トゥ・ラヴ」
「この街のビート」

SIDE B
「ウィ・ガット・ザ・ビート」
「フェイディング・ファースト」
「自動的意識」
「イン・ユア・スリープ」
「スキッドマークス・オン・マイ・ハート」
「キャント・ストップ・ザ・ワールド」

GO-GO'Sのアルバム『ビューティ・アンド・ザ・ビート』いかがでしょうか?
ちなみにセルフ・プロデュースのアルバムで全米1位を獲得したガールズ・バンドはGO-GO'Sが初めてなのだそうです。

★GO-GO'S OFFICIAL

33rpm『ビューティ・アンド・ザ・ビート』GO-GO'S
●ON AIR:2023年7月15日(土)21:00~21:55

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