2024.11.20
雄勝の防潮堤を美術館に
「海岸線の美術館」アートプロジェクト
東日本大震災からの復興を応援するプログラム、Hope for MIYAGI。毎回復興に関わる方や、その関係者らをスタジオにお招きしてお話しを伺っています。12月8日の放送では、石巻市雄勝町にある「海岸線の美術館」館長の髙橋窓太郎さんをお招きしました。
東京藝術大学出身で大手広告会社に勤務し、デザインや様々なプロモーションなど手掛けてきた髙橋さんは、2019年、研修で雄勝を訪れた際に巨大な防潮堤を目にしました。全く海の見えなくなってしまったこの街に、絵で風景を取り戻せないものかと、この無機質な壁に絵を描くことを想いついたそうです。
そこで学生時代から旧知の仲だったアーティストの安井鷹之介さんに相談したところ、すぐに賛同してくれてプロジェクトはスタートしました。地元の方の協力も得られ、2021年に一般社団法人SEAWALL CLUBを設立。2022年には会社も辞めて、クラウドファンディングなどで資金を集めながら、現在は防潮堤に4作と雄勝小中学校に2作の計6作品を展示しています。
高さ最大10m、全長約3.5kmの巨大な防潮堤に壁画を描いていくアートプロジェクトはまだ始まったばかり。地域の活性化や観光資源として「海岸線の美術館」が雄勝の未来を担っていき将来は世界遺産となればと意気込む、高橋さんの人柄にもぜひ触れていただければと思います。
●出演:板橋恵子、髙橋窓太郎さん(海岸線の美術館館長)
東京藝術大学出身で大手広告会社に勤務し、デザインや様々なプロモーションなど手掛けてきた髙橋さんは、2019年、研修で雄勝を訪れた際に巨大な防潮堤を目にしました。全く海の見えなくなってしまったこの街に、絵で風景を取り戻せないものかと、この無機質な壁に絵を描くことを想いついたそうです。
そこで学生時代から旧知の仲だったアーティストの安井鷹之介さんに相談したところ、すぐに賛同してくれてプロジェクトはスタートしました。地元の方の協力も得られ、2021年に一般社団法人SEAWALL CLUBを設立。2022年には会社も辞めて、クラウドファンディングなどで資金を集めながら、現在は防潮堤に4作と雄勝小中学校に2作の計6作品を展示しています。
高さ最大10m、全長約3.5kmの巨大な防潮堤に壁画を描いていくアートプロジェクトはまだ始まったばかり。地域の活性化や観光資源として「海岸線の美術館」が雄勝の未来を担っていき将来は世界遺産となればと意気込む、高橋さんの人柄にもぜひ触れていただければと思います。
Hope forMIYAGI
●日時:2024年12月8日(日)20:00~20:55●出演:板橋恵子、髙橋窓太郎さん(海岸線の美術館館長)