2024.12.29
震災伝承の大切さを語る
3.11メモリアルネットワーク代表理事・武田真一さん
東日本大震災からの復興を応援するプログラム、Hope for MIYAGI。毎回復興に関わる方や、その関係者らをスタジオにお招きしてお話しを伺っています。2025年最初のゲストは、「3.11メモリアルネットワーク」代表理事で、宮城教育大学「311いのちを守る教育研修機構」の武田真一さんをお迎えしました。
武田さんは2011年の東日本大震災当時、河北新報社の報道部長として陣頭指揮をとられた経験をお持ちで、お話しの説得力が違います。現在は公益社団法人の代表理事として、震災伝承、防災・減災活動の「連携」「企画」「育成」の三本柱を掲げ、岩手・宮城・福島の3県を中心に活動を展開しています。
インタビューでは、震災伝承の現状と課題、現在おかれた立場での経験談を交えながらお話しいただきました。伝承に関わる現場では今どうなっているのか?公的機関においても民間団体でも、「資金」や「人」が圧倒的に足りていない現状、伝承の大切さを熱く語っていただきました。
また大学での活動では、将来教壇に立とうとする若者たちが積極的に参加しているというお話し。当時は幼稚園児ぐらいの年代ながら記憶もしっかりと保ち、さらに知識を深めようとする姿勢に感心したそうです。また教育現場でも、震災を学ぶことに積極的な先生方が数多く、全国からプログラムに参加しているお話しもありました。
震災伝承活動で大切なことは施設見学や資料から学ぶだけではなく、直接現地に足を運び、空気を感じること。そして語り部活動をされている方や、被害に遭われた方の話を直接聞いて気持ちを合わせる。理解するのではなく共感する”手渡しの伝承”が大切だと語っていただきました。
●出演:板橋恵子、3.11メモリアルネットワーク代表理事・竹田真一さん
武田さんは2011年の東日本大震災当時、河北新報社の報道部長として陣頭指揮をとられた経験をお持ちで、お話しの説得力が違います。現在は公益社団法人の代表理事として、震災伝承、防災・減災活動の「連携」「企画」「育成」の三本柱を掲げ、岩手・宮城・福島の3県を中心に活動を展開しています。
インタビューでは、震災伝承の現状と課題、現在おかれた立場での経験談を交えながらお話しいただきました。伝承に関わる現場では今どうなっているのか?公的機関においても民間団体でも、「資金」や「人」が圧倒的に足りていない現状、伝承の大切さを熱く語っていただきました。
また大学での活動では、将来教壇に立とうとする若者たちが積極的に参加しているというお話し。当時は幼稚園児ぐらいの年代ながら記憶もしっかりと保ち、さらに知識を深めようとする姿勢に感心したそうです。また教育現場でも、震災を学ぶことに積極的な先生方が数多く、全国からプログラムに参加しているお話しもありました。
震災伝承活動で大切なことは施設見学や資料から学ぶだけではなく、直接現地に足を運び、空気を感じること。そして語り部活動をされている方や、被害に遭われた方の話を直接聞いて気持ちを合わせる。理解するのではなく共感する”手渡しの伝承”が大切だと語っていただきました。
Hope forMIYAGI
●日時:2025年1月12日(日)19:00~19:55●出演:板橋恵子、3.11メモリアルネットワーク代表理事・竹田真一さん