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エフエム仙台番組審議会から

株式会社エフエム仙台 第411回番組審議会

●開催日時 令和6年3月15日(金)
●開催場所 エフエム仙台 会議室
●委員の出席者 小野寺宣克(委員長)大井祐(副委員長)
木山幸子 足立裕子 太田 弘
欠席の委員 高津尚晃 菅原崇博
会社側の出席者 小田桐和久(代表取締役社長)他計3名
●議題 ①事務局報告
②番組合評「とび出せ高校生諸君!」(毎週木曜日20:00~20:55放送)

 3月の番組審議会が15日、小野寺委員長をはじめ委員5名と会社側からは小田桐社長他計3名が出席して開催されました。

 

この番組は、シンガーソングライター竹森マサユキと高校生が面白おかしく、時には真面目に、本音で熱く語るプログラムです。

 

各委員からは・・・
 全体としては、「等身大の今どきの高校生の学校生活の一部を、気楽にのぞかせてもらえるような番組だ」「高校受験を考えている中学生や保護者にとってはとても参考になる番組」「全体を通じてイントロから終始BGMが大きく、竹森さん、高校生の声が聴きづらくストレスに感じ内容が入ってこなかった印象」「野菜について知る部分では、CMかと思うほど話が急に変わっていました」
 パーソナリティーに関しては、「基本的に高校生のフリートーキング番組となっているために、だらだらとした感じが否めない」「竹森さんの受け方が、高校生が言ったことを繰り返し、もう少し話を深掘りできないかと感じた」
 加えて、「1時間は最後まで興味を持って聴き続けるのがつらく、30分番組くらいでもよい気がした」「長寿番組で貴重な番組だけに、番宣などもSNSの活用をより進めてもよいのでは」「参加高校32校以外の高校にも出演の機会を与え、農業や海の仕事など、さまざまなテーマの話を聞いて紹介することも一つのアイデアではないか」「地元高校の放送部員のスキルアップと士気高揚につながるような番組を大切に育てていってほしい」と言った意見が述べられました。

 

 Date fmでは今回の意見を参考にして、今後の審議会及び番組制作に反映させていきたいと考えています。

 次回の番組審議会は令和6年4月19日に開催予定です。

 

第412回番組審議会で行ったエフエム仙台番組放送基準変更の諮問についてのお知らせ

●開催日時 令和6年4月19日(金)
●開催場所 エフエム仙台 会議室
●委員の出席者 小野寺宣克(委員長) 大井祐(副委員長)
木山幸子 高津尚晃 太田 弘 菅原崇博
欠席者 小島直広
会社側の出席者 木村祐二(取締役)他計3名

 まず、当社から今回の諮問に至る経緯を説明しました。
当社では放送法第5条に基づき、放送番組の編集の基準としてエフエム仙台番組基準を定め、この基準に従って、番組の編集・放送を行っています。放送を通じて地域社会に貢献していくことを、会社全体の姿勢として挙げた上で、細目については日本民間放送連盟の放送基準に準拠して定めています。このほど日本民間放送連盟放送基準が改正され、2024年4月1日に施行されました。当社では改正された日本民間放送連盟放送基準を、自社の番組基準として引き続き準用したいと考え、放送法第6条第3項に基づき、エフエム仙台放送基準の一部変更を、本審議会に諮問することとしました。

 

続いて、日本民間放送連盟の今回の放送基準の2024年改正の経緯について説明しました。
まず2021年3月、放送倫理・番組向上機構BPOの「放送人権委員会」決定において番組出演者保護について放送界全体での検討が求められました。
これを契機として日本民間放送連盟は「番組出演者の保護」に関する放送局の自主的な取り組みの検討を進め、今般、「日本民間放送連盟放送基準」を改正してSNS等における出演者への誹謗中傷に関する条文を新設し、会員各社における誹謗中傷対策の参考となる「番組出演者への誹謗中傷に関する留意事項」を策定しました。施行日を2024年4月1日としています。この日本民間放送連盟放送基準の施行日に合わせて、当社の番組基準の変更も2024年4月1日としました。
エフエム仙台ではSNS等における出演者への誹謗中傷に関する条文を新設し、番組制作にあたっての注意喚起とともに、出演者の精神的な健康状態に配慮が必要であることを放送基準上、明らかにし、引き続き聴取者に信頼されるメディアで在り続けたいと考えています。

 

この説明を受け、番組審議委員会では全会一致で承認されました。
エフエム仙台では今回の承認を受け、変更後の番組放送基準を、今後、広く公表してまいります。